ひとり暮らしの防犯対策

新しい街での一人暮らし、防犯面に不安のある学生さんも多いのでは?窓を開けることが多くなる学生生活、被害にあわず楽しい学生生活を送れるよう、知っておきたい防犯知識や防犯の工夫をご紹介します。

STEP1. 建物編

 まずは共用部分をチェックしてみましょう。

① エレベーター
 エレベーターは密室となるため、逃げ場がありません。出来ればガラス窓や防犯カメラがついているマンションが良いのですが、そうでない場合は、ボタンがすぐに押せる場所に立ち、一番近い階数のボタンが押せるようにしましょう。

② 階段・廊下
 階段は隠れやすく、また逃げ場となる為、侵入者がチェックしているポイントです。建物の外側に階段や廊下がある建物は、どの部屋に住んでいるか特定されやすいですが、外から侵入者を発見してもらえやすいメリットもあります。また、その反対に建物の中に階段や廊下がある場合は、侵入はされにくいものの一旦侵入されると外から発見してもらえにくくなります。このあたりは、日頃から防犯意識をもって行動することが重要といえるでしょう。

③ ゴミ置き場
 建物内で鍵がないと入室できないゴミ置き場は、外部から侵入されにくく、防犯性は高いと言えます。また、ゴミを捨てる際は、個人名や会社名、電話番号などが記載されているゴミは、必ずシュレッターにかけてから捨てるようにしましょう。

④ 階数
 1階のお部屋が侵入されやすいと思われがちですが、窓に防犯シャッターや雨戸が付いていることが多いので、外出時にそれらをきちんと閉めていれば侵入者防止になります。また、2階以上だからと安心して戸締りをしなかったり、窓の施錠を怠って開けたままで外出すると被害にあうことも。階数の問題ではなく、暮らし方や生活習慣、防犯への意識に注意が必要です。

⑤ エントランスと非常口
 オートロックがついているからといって安心とは言えません。他の入居者と一緒に建物内に侵入するケースも考えられます。その他に、外階段や駐輪場へ通じる出入り口がある場合は、施錠できるつくりかどうかを確認しましょう。また、エントランスやエレベーター付近に不審者がいないかどうか、死角や隠れ場所が近くにないかも気にしておきましょう。

⑥ 郵便BOX
 郵便物には個人情報が記載されていることが多いため、郵便ボックスは、鍵付きで手が入りづらい投入口のものが好ましいでしょう。鍵が付いていない時は、自分でつけるなどの工夫も必要です。

STEP2. お部屋編

 次にお部屋をチェックしてみましょう。

① 玄関ドア
 ダブルロックや追加の補助錠のある鍵の開錠に時間がかかるため、泥棒や空き巣にとっては敬遠するポイントのひとつです。反対にドアに郵便受けが付いているタイプのものは、外から室内の様子が見えないかどうかを確認しておきましょう。見えてしまうようであれば、自分で目隠しをするなどの工夫が必要です。

② 鍵
 前の入居者が使っていた鍵から交換されているかを確認しましょう。また、鍵を落としてしまった場合のリスク回避のために、鍵には建物名や部屋番号は記載しないようにしましょう。

③ 窓
 下のデーターからもわかるように、空き巣の侵入口の過半数は窓からの侵入となっています。防犯対策に防犯フィルムや周波数を感知してガラスが割れた時に反応する防犯ブザーを付けるなどの対応をすると良いでしょう。

★空き巣の侵入口
 空き巣の侵入は窓からが多くなっています。防犯ガラスや窓シャッターを利用するとともに、窓の施錠もしっかり確認しましょう。


★空き巣の侵入手段
 空き巣の侵入手段は住宅の種類に応じて違ってきます。一戸建て住宅では硝子破りが多くなっていますが、中高層住宅・その他の住宅では無施錠が多くなります。ドアや窓は確実に施錠するようにしましょう。


④ インターフォン
 インターフォンが鳴っても、すぐに玄関を開けずに必ず訪問者を確認しましょう。TVモニター付きのインターフォンの場合は、比較的侵入者から敬遠されます。

⑤ バルコニー
 バルコニーからの侵入可能経路(排水管・非常階段・電柱・ブロック塀など)を一度確認してみましょう。

STEP3. 周辺環境編

周辺の環境のチェックも忘れずに!

・駅前の雰囲気
 駅前の雰囲気は昼間と夜とで変わることがあります。あらかじめ駅の雰囲気は時間帯を変えて確認しておくようにしましょう。

・帰宅経路
 実際に物件まで歩くと街の雰囲気が分るので、お部屋探しの際は一度歩いてみることをおすすめします。また、駅の周辺と同様、物件の周りや帰宅経路なども昼間と夜とでは変わることがあります。あらかじめ雰囲気を確認することも大切です。

STEP5. 最後に・・・

 親から離れて、一人で過ごす新生活。ひとりだからこそ防犯の知識をもって、気を付けておきたいポイントを確認しましょう!セキュリティの高い建物や周辺環境の良しあしに関わらず、自分自身の日々の暮らし方が最も重要です。楽しい一人暮らしを満喫するためにも防犯に対する意識はお忘れなく。

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